エピローグ

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彼等の知る母と俺の記憶は、俺が植え付けたモノだ。 俺には、人に知られてはならない秘密がある。 それは、母が愛した人が、ヴァンパイアだったと言う事だ。 今のところ、人と変わって見えるところはないが、この先の変化は未知数だった。 日光に当たっても消滅したりしないが、陽に当たるとすぐに真っ赤に焼けてしまう。 にんにくも食べられるが、匂いのキツいモノは元々あまり好きではない。 十字架……デザインとして、嫌いではない。
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