僕の愛情は背徳と交錯する

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 ベッドに上げられ、崇は腹這いに伏せられた。 「いつもは手袋を使うんだけど」  崇くんだけは特別だよ、と敏樹は素手のままの指を後膣に捻じ込んできた。 「いいね。内、すごく熱い。吸いついてくるよ」 「う、ううっ」  崇は、体内を探られる恐怖感でいっぱいだった。  生温かいローションのおかげで、敏樹の指はどんどん奥に進む。  どこまで深く進むのか、見当のつかない恐怖。  ただそれが、次第に薄れてきた。  崇のものも、勃ってきたのだ。
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