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目覚ましが鳴って、予定通りの時間に起きる。緊張していた割に、寝つきは大変良かった。
顔を洗って、歯を磨いて、朝ご飯を食べて、いつもの日常をこなしていく。今日は登校時間が遅いので、少しゆっくりと過ごした。
両親からは過剰なほどに心配されたが、もう決めたことだからと、一緒に行くことを断る。どうせ帰りは一緒になる。なら、一人で登校する機会は、もう今日の朝しかない。
時間になったので、僕は制服に着替え始めた。ボタンを留めていると、スマホが通知音を鳴らした。
校門で待っているね。
ありがとうと、返信を送る。
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