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澄子のことを使えると、評していたが、そう言った直一自身もまた、十二分に有能…
私の言葉に納得しないとは、思わなかった。
いや、有能でなければ、次期社長候補になれるわけがなかった。
私は、考える。
私はこれ以上、直一と会話することが嫌だった。
直一にこれ以上、根掘り葉掘りされるのは、困る。
そのときだった…
「…なにをしているの?…」
と、背後から、声がかかった。
私と直一は、声のする方を振り返った。
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