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暗に、このお屋敷の住人である、米倉の姉の澄子さんと、結婚したことを、皮肉った。
その皮肉に、直一もすぐに気付いたようだ…
当然だ(笑)…
「…ボクの場合は…」
と、言ったきり、黙ってしまった。
私は、これ以上、直一に皮肉を言うつもりはなかったし、直一も、これ以上、私にこの話題を振るとは、思っていなかった。
要するに、話はこれで終わりだと思った…
が、違った。
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