第一章

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「ッ、くそ、嫌だってんだろ…ぁあッ…やめ…。」 埃が舞う、狭い室内でお互いの息遣いだけが響く。 「俺だって、てめぇと…なんか………はぁッ、締めんなッ。」 激しい律動と、理性をわずかに残しながらも体はもう、理性的には動かない。 いや動けない…これは本能だ。 「ぁぁああああッ、!」 「…ッッく!!」 なんで、なんでよりによってこいつなんかと…。
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