佳純と純一郎の中学生日記〜修学旅行編〜

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小百合は寝ぼけ眼で 『みんなの声が聞こえてきたから起きちゃった。結城君の背中暖かい………明日は私も行きたい………』 敬子は 『二日酔いは辛いよ。』 小百合は 『薬飲んで寝れば大丈夫でしょ?』 佳奈枝は 『無理しちゃダメだよ。』 小百合は 『でも………』 見兼ねた結城は 『じゃ、一緒に行こう。本人は一緒に行きたがってるんだし。』 小百合は結城の背中から降りて結城の腕に自分の腕を絡めて 『結城君、ありがとう〜。』 佳奈枝は 『結城君………』 敬子も 『わかった、純くんがそう言うなら一緒に行こう。ただし、私が見て辛そうなら行かせないからね。』 小百合は笑顔で 『うん、わかった。ありがとう。』
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