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「あの〜鈴木さん、その辺にしとけば?」
「そうね、これくらい痛めつければ懲りたはずね」
「…し……しぬ…」
容赦なくやりやがって!どんだけ力強いんだよ
「あははは、こっ酷くやられたね」
「片山君が悪いのよ」
「鈴木さん、強すぎ〜、なにかやってたの〜?」
「いえ、なにもやってないわ」
え、嘘だ!?こんな強いのに?ゴリら…
「ぶべ!って何すんだ!?」
「何か侮辱された気がするわ」
「気がするだけで人を踏むな!」
制服に汚れがついたぜ、これは手洗いだな
「うーむ、やはり仲がよろしいのです」
「私も、そ〜思う〜」
こ、これはもう言い訳できないぞ鈴木、どうするんだ?
「実は遠い親戚でね、小さいからから知り合いなのよ」
「え、あ、あぁそうそう!ガキの頃から知ってたんだよ」
「「ジーーーー」」
いくらなんでもこれはキツイ、のってしまったけどこれはバレるだろ
「へー!なんか仲良くしてるなって思ったら親戚だったんだ!」
「もも、驚き〜」
(ちょろいな)
(ちょろいわね)
初めて心が通じ合った2人であった
☆
はぁー、疲れた!最近ため息しかしてない気がする、あれから色々と話を合わせていたら昼休みが終わり5限6限と授業を済ませて帰る途中だった
ちなみに陽は部活があるのでいない
友達作戦うまくいくだろうか?まぁ昼休みは仲良くできていたが俺が居たらの話、鈴木だけで会話が続くとは思えない
それと坂田 千鶴、俺はあいつが気にくわない鈴木やクラスメイトはなんとも思っていないが俺はあいつの笑顔が作り笑いに見える、心から笑ってないように見える、俺の勘違いかもしれないけど俺はあいつが…
「ん?」
下駄箱の前に誰かが立っていると思ったら
「あははは、片山君偶然だね?」
坂田 千鶴だった
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