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「世界がもし100人の〇〇だったら」というたとえ話で、ものごとの核心をつけるかどうかがまず疑わしい。
話者は言う。
「そのうち50人が女です」
50人の女の顔なんて、すぐに覚えてしまうので、「まだ見ぬ夢の女」ということがあり得なくなる。なんと味気ないではないか!
ちなみに、女にしても、その世界に「まだ見ぬ白馬の王子さま」という概念はないので同じこと。
世界を100人にすると、物事はわかりやすくなる。しかし、わかりやすすぎて、わかることよりも大切な、わからないことが、わからなくなってしまうこともある。しかし博士たちは本当にそんな世界を作り出した。
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