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絶望からの復活
宗之とサトミ女王は何とか無事にロデオ王国の象徴と呼ばれるクック大将軍の城へと辿り着く。
「城門がしまってんじゃあねぇか!相棒、馬に乗って城門突破してこい!」
「月光、うるせぇぞ。刀が喋るとみんな不気味がるから少し静かにしとけ。」
月光は不本意だが、宗之の言葉は正しい為、仕方無く黙る。
「では、私は城門を開けるために見張りの兵士に問い合わせて来ます」
サトミ女王は城門の前で見張りの兵士の所へ歩いて行く。
「そこの兵士よ。私はロデオ王国のサトミ女王です。城門を開けてクック大将軍を呼びなさい。」
すると、それまでダラダラとつまらなさそうに見張りをしていた兵士は急に姿勢を正した。
「これはサトミ女王様!ただちに我らの主君を呼びます!それまで、城内でお待ちください!」
流石女王様と言ったところか。
すぐに宗之とサトミ女王は城へと案内をされた。
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