蛍が此処に来る前のお話

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先パイは笑って 『まぁな!』と言った。 「やったじゃないすか!おめっす!!なんかちょーだい!!」 『ほらよ!どんな流れでそうなった』 「いでっ!」 …チョップ貰った…むすー…そうゆう事じゃないのにー… まぁそれは置いとくとして。 先パイに彼女ちゃん出来て良かったー。 これで飲みとか合コンとかスゲー行かされた オレらの苦労も、う、浮かばれる?とかそうゆうもんすね! こうしちゃいられねーぜ! 「それじゃオレ、暫くは外泊まるっすよ!  明日にでも彼女ちゃん呼んで同棲しちゃってください!」 『待て待て待て』 「あだ!」 財布とケータイをケツポケにしまって 勢いよく立ち上がったオレのシャツを、 先パイに勢いよく引っ張られ、ケツ打った。痛い…。 え、何オレ、今日めっちゃ体痛いじゃん。 今日のオレの運勢もしか最悪なんかな…
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