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「下穿きは穿かないと言っていたのに、今日は穿いているんだな……」
シロさんの手がすぅっと僕の尻へと伸びる。はっきり穿いている意味があまりある気がしない紐パンだけど、丸出しよりはまだ多少隠れているからね。あの初H以来、なんとなくちゃんと着用しているよ。でも、指を引っ掛けて多少横に引けばホントもう丸見えなんだけどね……
「上も、脱いでいるより余程そそるという自覚はないのか?」
湯気に濡れてすっかり肌に引っ付いている僕の肌着は完全に透けていて、肌色が浮き上がっている、そんな僕の姿を、瞳を細めて見ているシロさんはちょっと怖いよ。
抱きついている僕の尻の双丘を両手で鷲掴んだシロさんが、揉み込むように僕の尻を撫でる。シロさんの手は大きいからね、完全に僕のお尻はシロさんの掌の中に収まってしまう。僕のお尻、そこまで柔らかくもないんだけど、気持ちいいのかな? 僕の掌の中に収まったシロさん自身もまた少し上を向いた。
ふいに、シロさんが僕の耳をはむっと口に含んだ。
「ふにゃっ!?」
続けて息を吹きかけるように耳元で「スバルは本当にここが弱いな」と、囁きながら、シロさんは更に耳を舌で嬲るのだけど、そんな事されたら僕も勃っちゃうよ!
「あと、ここも好きだろう?」
「はぅ、そこは……」
尻を揉みこむついでとばかりに、尻尾の付根を柔く撫でられ僕の腰はぴくりと揺れた。それはもう条件反射のように腰が持ち上がってしまうので、僕はそれが恥ずかしくて仕方がない。
「スバル、腰が揺れているぞ」
「言わないで! 分かってるから!!」
尻尾の付根はもう、本当に抗いようがないくらい気持ちがいい場所なんだ。そんな場所を無防備に晒して歩いてるのどうなの? ってくらい、腰が揺れてしまう。シリウスさんはそこを触られるのを嫌がったってシロさんは言うけど、当たり前。こんな所、嫌いな人になんて絶対触らせたくないもん。
隠れているのかいないのか分からないような薄く儚い布地越にシロさんは僕の割れ目を探り、そこを見つけると指で撫でるように何度も何度もノックする。そこにシロさんのこの大きな物が収まることが分かっている僕は、もどかしくまた腰を揺らした。
少し布地をずらせば直に触れる事ができるその秘部なのに、シロさんはそれをする事なくそこを撫で続ける。
「んっ、シロさん、そこ、いやぁ……」
「ふむ、嫌か」
シロさんの撫でる手が止まり、指が秘部から離れていく、でも違う、そうじゃない。
「違くて、あのね、ここ……」
自身の指で薄い布地を引っ張って秘部を晒す。
「直接触って」
無防備な内臓、本来他人の目に晒す場所ではないけれど、シロさんだから触って欲しい、だって僕のそこもシロさんを欲しがってる。導くようにシロさんの手を取って指をそこにあてがえばシロさんの指はくぷんと僕の中へと飲み込まれて、僕は吐息を漏らした。
ほとんど隠す事の出来ない小さな布地、僕自身もむくりと起き上がってもうその小さな布地の中では収まりきれずにぽろりと転がり出てしまう。やっぱり穿いていてもあんまり意味ないな、この下着。
「煽るなと、言うのに……」
「そんなの、んっふ、してない……ただ、触って欲しいだけ、っって、んんっ」
「それを、煽っていると言うんだよ」
シロさんの指が僕の中を柔く引っ掻くようにぐるりと撫で、何度か抜き差しを繰り返すと、その指を引き抜いて僕の目の前へと持ってくると、これみよがしに僕の目の前でその指を肉厚な自身の舌で舐め上げた。
「お前の体液はとても甘いな」
シロさんの指に絡みつく粘り、それはどうやら僕の中から溢れ出し、シロさんの指を絡め取ったらしい。それをこれみよがしに僕に見せ付けるなんて、シロさんちょっと意地悪だ。
僕も自分のそこが気になって、そっと指を這わせてみれば、ビックリするくらい滑っている。この世界のシリウスさんの身体はそういう風に出来ているのだと、そうは思ってもちょっと驚く、これ本当に大丈夫なのかな? 正常なのかな? まるでお漏らししたみたいにそこはびしょ濡れで、僕は少し戸惑った。
ふいにシロさんが僕を洗い場のタイルの上に押し倒し、僕の足を持ち上げるようにして僕の下肢へと顔を埋める。
「え、やぁ、うそっ……そんなとこっ、ひぁ」
シロさん程立派ではない僕の陰茎、亀頭の部分を指で嬲りながらシロさんは鼻面を僕の秘部へと押し付けるのだ。やだやだ、におい嗅がれてる? それは駄目、駄目!
「そんなとこ嗅いじゃ、ダメっ」
「何故だ? とてもいい匂いがするのに。これは私を誘う発情フェロモンだろう?」
発情……フェロモン? え? そうなの?
「もう、止めろと言われても止まれない、お前のここは私の子種を欲しがっているのだろう?」
「子種……」
確かにそう、これは生殖行為以外の何物でもなくて、僕はシロさんの子種が欲しい。僕の身体もそれを欲しがっている、子供なんて考えた事もなかったけど、今それをやったら子供、出来ちゃうかな? コテツ様、かなりの確立で出来ちゃうって言ってたもんね、きっと出来ちゃうよね、でもシロさんとの子供だったら……
「うん、ちょうだい、ここにちょうだい。シロさんの子種、たくさん欲しぃ……」
シロさんに似た子が出来たらいいな、きっと白くてころころしてて可愛いに違いない。
シロさんがもう辛抱ならないというような表情で僕の腰を抱え上げ、己をあてがう。ぬるぬると僕の中から溢れ出す体液を己に塗り込むようにして、シロさんは僕の秘部へと身を沈めた。
「あっ、あんっ……んっ」
やっぱりシロさん自身はとても大きくて、圧迫感は半端ない。一息では全部入らないのは前回と同様、少しずつ少しずつ僕の中へと分け入ってくるシロさんを僕は受け入れる。
「あっ……そこっ」
「んっ……ここが、どうした?」
息を吐くようにシロさんが腰を揺らすと、僕の背にぞくりと快感が走り抜けた。
「っつ……きつ……あまり、締めるな、身動きが取れない」
「だって、そこっ! っあ、やぁ、揺らしちゃ……」
「ふっ……スバルは、ここがいいのか? ここだな?」
何度も確認するようにシロさんがそこを突く。その度ごとに僕の身体に痺れが走り、僕の亀頭からこぷりと精液が零れた。
「あっ、ダメ、ダメぇ…っ、あぁぁぁ」
「ふふ、スバルのいい所がひとつ見付けられたな」
息が上がる、なんかずるい、一方的にイかされた。
脱力する僕の足を抱え上げて、シロさんは更に奥へと腰を進めてくる。僕の放った精液は僕の腹を濡らし、その精液を塗り伸ばすようにシロさんは僕の腹から胸を撫でるのだけど、それは薄い下着越しでぷくりと立ち上がった僕の乳首は布に擦れて少し痛い。ぺったり肌に張り付いて気持ち悪いし、こんな事ならやっぱり脱いでおけば良かった。
だけど、そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、シロさんは僕のその胸を布地の上から甘噛みするんだ。直接触られるより痛痒くて、なんだか変な気持ちだよ。
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