次のページから本編です

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
シ「.......」 ケ「おい、どこ行くんだ?」 シ「お父様とお母様のとこ」 ケ「......お前の両親は死んだんだぞ」 シ「そんなことないわ!」 ケ「辛いのはわかるがこれが現実だ」 シ「.......」 ケ「ほら 戻るぞ」 シ「はい」 私の両親は魔族と神族に攻められて殺された 私の故郷の国は未だに時間が止まっている 2年後 シ「誰?」 フェ「.......フェンだ」 まるで獲物を捕らえようとしている獣のような目 シ「シアン...よろしく」 手を差し出したけど フェ「パシッ(手を叩く音)握手何てする気は無い」 シ「そう」 これが私とフェンの出会い フェンに人形のような奴って思われたと思う 数年後 シ「はぁ? レイアスが拐われた?」 ケ「あぁ」 シ「あのじゃじゃ馬が?」 ケ「騎士団長のロイだっけ」 シ「うん」 ケ「ロイの話だとロイの意識が飛ぶ瞬間   魔族に連れていからたって話だ」 シ「居場所はわかってるの?」 ケ「あぁ」 シ「どこ?」 ケ「人体実験研究所だ」 シ「...え? ...嘘でしょ」 ケ「残念だが 嘘じゃない」 シ「早く助けに行かないと.....レイアスが死んじゃう」 ケ「待て!    フェンとロイが同行する」 シ「同行者は必要ない.......」 ケ「待て!.......ったく話を聞かないお嬢様だ」 急がないと!じゃないとレイアスが....... 研究所着 「なんだァ てめぇみたいな人間が    来ていい場所じゃねぇんだよ」 シ「あら そっちにレイアスという子が   いるはずなんだけどなぁ   返してくれるかしら?」   「ッチ 殺せ!」 話が通じるって思ってなかったけどさ シ「あの世に送ってあげる」   「ギャァ!」 シ「雑魚が.......さて レイアスを探さないと」 いつレイアスが実験材料にされるかわからない シ「レイアス! いるなら返事して頂戴!」 ロ フェ「シアン!」 シ「私は同行者なんて必要ないって言ったはずよ」 フェ「少しは人を頼れ」 シ「.......」 沈黙が続いた レイアスは見つからない シ「ここが最後の部屋.......レイアス!」 レ「.......」 ロ「レイアス!」 レ「ロ.......イ?」 ロ「すまない 俺がしっかりしていれば.......」 レ「俺は大丈夫(レイアスの拘束が解かれる)」 シ「早く出たほうがいいかもね   レイアス動ける?」 レ「うぅ.......大丈夫」 シ「少し急ぐよ」 急いで脱出しないと! 何かが封印されてる バキッ! シ「やっぱり予想が当たったわね...許して」 フェ「何の真似だ」 シ「ここは私が食い止めるから逃げて」 フェ「おい!」 シ「たまには私の言うこと聞いて!」 話している間に実験体が溢れかえってる フェ「今すぐこの結界を解け!   さすがにお前でも死ぬぞ!」 シ「ねぇ 私と初めてあった日のこと覚えてる?」 フェ「いいから早く.......」 シ「私 あの時から貴方のこと愛してたのかもね」 フェ「!」 シ「生きて...」 結界じゃないの転送魔法....... グラメ二アまで飛んでくれるから シ「さて あなた達は逃がさないわ   フェン達の所には行かせない!」 私は自分に力が暴走しないように拘束をかけた でも...全て解く! シ「あなた達 全員 消え去りなさい!」 今の私にはこの命を使い果たしても守りたい人がいる シ「ハァ.......ハァ   もう限界.......動けないや」 フェン達 無事にケインのとこ行ったかな? それだったらいいや フェ「シアン!」 シ「何で.......戻って..........来たの.......さ」 フェ「人を頼れって言っただろう!            (シアンを抱き抱えた)」 シ「はは...私.......もう...動けないや」 フェ「.......」 シ「私は死なないから大丈夫.......   しばらく眠るだけだから.......」 フェ「シアン.......」 シ「一年.......」 フェ「一年?」 シ「私が眠る期間 そして新たな脅威が迫ってる期間でもある」 フェ「ゆっくり.......休め」 シ「えぇ おやすみなさい」 ちょっとだけフェンside フェ「シアン.......無理し過ぎだ...」 フェ「.......愛してる ボソッ」 グラメキア城着 ケ「シアン!」 フェ「一年後 新しい脅威が迫っているらしい」 ケ「は?」 フェ「シアンの予言だ あとシアンが眠る期間」 ケ「そうか」 一年後 シアンside シ「.......シーリア アイツは危険」 私は椅子に置いてあった服に着替えた きっとケインが置いた物だろう シーリア アイツは魔神ですら飲み込む ?「シアン 起きた?」 シ「リアか.......調査の方は?」 ア「シーリア...アイツは黒   このまま放置してたらとんでもないことになるわ」 シ「そう リアは来るなら来ていいけど    命の保証は出来ないよ」 ア「それは人間に言う言葉でしょう   私(わっち)は神族と精霊族の狭間の者や」 シ「わかってる」 リ「フェンとケインが待っとる   ほな、行こか」 シ「えぇ」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!