粒餡

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「ただいまー。」 「おかえりー、おねーちゃん。」 「由香、お土産。あんた好きでしょ。」 「えっ!…大判焼だ!おいしそー!」 早速かぶりつく妹の由香。 残しておいてよかったと、目の前の笑顔を見て思う。 あのおじいちゃんもきっと、この笑顔が見たかったのかな。
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