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エピローグ
もう「エピローグ」なら「1章」なんて作らないで良かったのでは、とボクは考える。それにしてもボクの感動的物語が「プロローグ」「1章」「エピローグ」構成なんてどうなっているんだ。杉崎有希なんて無名作家に頼むんじゃなかった……。
例えどんな不満があろうとも”その“日はやってきた。これまでのトレーニングの成果が発揮できるかボクは緊張していた。どんなに緊張していても、それは来てしまうのでいつものように朝飯を食べ会場へ向かった。
既に会場には多くの人が集まっていた。様々な競技が既に行われており、喜ぶ者がいる一方悲しむ者もいた。そんな色々な感情の者達を横目に見ながら、ボクも緊張の面持ちで参加競技が行われる舞台に乗った。
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