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そんな某アプリを忘れかけた頃に、
久しぶりに開いてみる。
ざーっと見ていく中で、
ふと目に止まった写真。
(あ、この子、かわいい。)
初めて自分からメッセージを送ってみることにした。
それが、キミ。
もはや、このアプリで、された会話内容は、
全く覚えていないけれど、
なんとなく感じる《食い付きの悪さ》に、
[暇つぶし]
とも、
[慣れている]
とも、
[自分と似た空気]
を、これまたなんとなくだけど、
感じ取っていた。
……簡潔にいうと、興味をもった、
というのが、正しいところか。
誰ともサラサラ会う気のなかったわたしなのに、
「会ってみたい」
そういう衝動に駆られたのは、なぜなのか。
今でも不思議におもう。
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