書き始めた頃のお話

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これを非公開で書きはじめた頃、 わたしは、 幸せだった。 そう、確かに、幸せだった…… だから、これらのお話は、 キミとの楽しい生活を綴る回想と、 日記みたいに、 非公開でかいていて。 のちに、キミが巣立ったら、 実話を元にした、フィクションとして、 公開する物語の予定だった。 すべてが…… キミの存在自体が…… わたしの妄想だった、 というお話として。 今思うのは、 そうだったならば、 どれほど楽かという思いで。 しかし、 皮肉にも、 焼肉屋で、2人楽しく、 はしゃいでとった写真が、 キミが存在したことを証明する。
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