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これを非公開で書きはじめた頃、
わたしは、
幸せだった。
そう、確かに、幸せだった……
だから、これらのお話は、
キミとの楽しい生活を綴る回想と、
日記みたいに、
非公開でかいていて。
のちに、キミが巣立ったら、
実話を元にした、フィクションとして、
公開する物語の予定だった。
すべてが……
キミの存在自体が……
わたしの妄想だった、
というお話として。
今思うのは、
そうだったならば、
どれほど楽かという思いで。
しかし、
皮肉にも、
焼肉屋で、2人楽しく、
はしゃいでとった写真が、
キミが存在したことを証明する。
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