とある夜

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ふとキミにたずねた。 「ねぇ、ネックレスチェーンのために、渡した○万円、あれって残ってるの?」 「ん、、滞納してた国保の支払いしたら、ほぼなくなる」 キミは、気まずそうに答えた。 「そっかぁ。まぁ、キミにあげたものだから、使い道は自由だよ」 …… その時思ったのは、 まぁ、元々貯めれるなんて、思って無かったし…… ネックレスチェーン…… 買ってあげようかな。 なんて、激甘なこと。 ほんと、どこまでも、 わたしは、キミに甘かった。
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