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驚きすぎて、
寝ていたキミを起こして声をかける。
「ねぇ。。。
キミ、何にそんな、お金に困ってるの?」
怒りじゃなく、
心配だった。
あくまで、わたしが、あげたものだから、
どう使おうと自由だけど、
こんな裏からあけて、
戻して、、
みたいな、小細工?偽装工作?
までして、
何食わぬ顔していたこと、
それならば、
たった一言、言ってくれれば良かったのに。
ただそれだけだった。
それに、貯金箱には、
1円玉が1枚だけ、残されていた。
その滑稽さが、逆に笑えたわたしは、
やっぱりどこか、おかしい人なんだと思う。
ねぇ、知ってる?
『1円を笑うものは一円に泣く』
あ、知るわけないか。
そこまで甘やかしたのも、わたしか。
滑稽すぎて、涙がでた。
あぁ、ほんと、わたしの感情、忙しい。
心がおいつかないや。
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