第十八話ゴブリンの廃墟

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 すると頭の重みや、  すこしのめまい、いろいろな疲労がなくなり、  あっという間に元気そのものになる。  姉がふぁあといいながら素っ裸でやってきたので、  俺はつっこむしかない、  肝心なところはタオルようなもので隠れており、  胸の突起のような部分はうまいぐあいにタオルで隠れている。  股間の部分もパンティーをはいているのでかくれているのだが、  半分脱げかかっているため、  お尻がまるみえ、  俺はパニック寸前になりつつも部屋の隅っこに隠れる。 「姉さん、はやく服きろや」 「あ、ごめごめ」  そういって女性の生の着替え音を聞きながら、  俺の心はどっきんどきんだったよ。  次に妹を起こしに行こうと、となりの建物にむかう、  今回はそこで寝ていたようで、  こちらをみてふぁああと上半身をおこして、また寝だす。 「こらこら、ここは家じゃねーんだから、メシくったらいくぞ」 「ふぁあい」  かくして俺の獅子王バトルは始まろうとしていた。
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