第八話レベリングいまだに続けてます

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もちろん緑色の下着とさらさらの太ももをさらけだすわけで、 「姉さんおちついて」 「これがおちつけるもんですか」  いえおちついていただかないと俺の煩悩が破裂します。 「兄さん次はうちのばんですわ」 「了解した」  俺はいつしかサンドイッチをすべて食い尽くしてしまった。   姉と妹は口をハンカチのようなもので拭っている。  次につくるものは狼の杖と呼ばれるもの、  頑丈骨を何本かあわせると、  それを狼の毛皮でぐるぐるまきにする。  ここまでは狼の剣と作り方は似ているが、  ここで鉄のインゴットを使用するわけではない、  使用するのは純真に狼の毛皮と頑丈骨だけ。  なぜなら魔力、  それは骨によく宿るそうだ。  これは鑑定した知識だが、  たまにマメ知識を提供してくれる。  骨は魔力をおびるとのこと、  それは生命がやどっていた骨には、   生命がつちかってきた。魔力がやどるとされており、  ドラゴンの骨などには信じられないほどの魔力がやどり、  悪魔のような骨には呪われる効果のあるものが宿るとされている。  そして俺はぽきぽきと頑丈骨をぐねぐねとカタチをかえる。 
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