第八話レベリングいまだに続けてます

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どうやらプラモデラーの俺にかかれば、頑丈な骨も粘土みたくなってしまう、  鉄のインゴットならそれも理解できたかもしれない、  だが、頑丈骨は鉄のインゴットなどではない、  おそらく創造lv10というところが大きく作用しており、  表示されないスキルというものがあるのだろう。  俺は歓声した狼の杖を妹の奈々子にさしだす。  奈々子はそれをみて感激しており、  杖をぺろぺろとなめていた。 「兄さんのあじ」 「そこ変態的なことしない」  と俺が突っ込むのであった。  狼の杖も30分程度で製作完了となり、 「今日は無理せず帰るか」 「それもいいですわね」  かくして俺たちは草原地帯からアセロラン王国にと帰り道をたどりはじめた。  巨大な門が見えてくると、  いつしかここが故郷のような存在だと気づき始めていた。  今日の冒険は終了だ。
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