第十三話プラモデラーはFPSもやります

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 ゴブリンウォーリアーとゴブリンナイトが同時に動きした。  後衛のゴブリンシャーマンがウォーリアーとナイトにバフのような魔法をかけている。  さらにゴブリンウィザードが後ろで呪文を唱え始める。  ちと厳しいか?  いまの俺では駄目か?  いつもそうだ。チャレンジもしないうちからあきらめる。  プラモデルの大会があった。  そのとき俺にはたしかな腕があった。  だけどたくさんの人数でしりごみして、決勝戦に行かず、  相手は不戦勝。  まだまだある。サッカーの試合のときに肝心なときに格好をつけてあるいていたら、足をねじって、ベンチ入り、  エースストライカーとして期待されていただけに、   小学生の仲間たちからの風当たりはひどいものだった。  俺はいつもいつも肝心なときに、  駄目で、いつも姉と妹に助けられている俺は、 「今日で20パーセント卒業しないと」  それでも20パーセント、姉と妹の存在で俺は生きている。  そこから脱するということは、  姉と妹と会話をしなくなるということだ。  だから俺は20パーセントだと思った。 「残りの80パーセントはな姉ちゃんのおっぱいと妹のプリティーなお尻でできてるんだよおおおお」  俺は走り出す。  もはや無我夢中で、  武器は狼のナイフ一個のみ、
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