第十四話創造たりえるものは創造を信じることをそれすなわち創造という

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 ある程度の創造力とそれを本物に活用しているのが条件らしく、  俺はプラモデルやら、製作ゲームによくはまっていた。  なので、再創造というスキルを覚えた。  あと再創造とはゲームにもよくあり、プラモデルにもよくある。  ゲームをやりなおす、  またはプラモデルを作り直す。  そういうことから再創造という力は導かれ、  力の糧となるのだろう。 「だが、それも数分が限界、まぁ個人差はあるけどな、おっとシャーマンさん、魔法解除の魔法は使わせないぜ」  ゴブリンシャーマンはウォーリアーとナイトにかけられた魔法をとくために、   杖をまるで厄病払いの人間のようにぐるぐると杖をふりまわす。    俺は指をぱちんと鳴らす。  その音が聞こえたおかげで、俺の術中にはまる。  シャーマンは祝詞を覚えなおすことにする。  つまり覚えた祝詞を数分だけ覚えなおす必要がある。  ということは、現在数分だけバフ魔法をしようすることができない、  ゴブリンシャーマンは悲鳴のようなものをつんざく声ではりあげて、  なぜ魔法が使えないとよだれをたらし、そしえ暴れている。  杖を何度もたたき、  あばれている。  俺は一歩一歩とちかづき、  ウォーリアーの目の前にやってくる。   いたるところの鎧の隙間には、生身の肉体がある。  ゆっくりとまるで手術をするように、  メスを患者の傷口にさしこむかのように、
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