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姉は近くにあった岩を両断していた。
「なぁ、弟よ、これ本当に普通の刀か?」
「たぶん、特殊能力もないですし、どこかまずいのですか? 姉さん」
「うむ、まずいというわけじゃないが、これはもしかしたらとんでもない武器に派生するかもしれない、ちくいちアイテムボックスを確認して、作れるものが増えていないかの確認を頼むぞ」
「はい」
姉はそういって一本の剣を抱きしめながら、
深い眠りに入っていった。
見張りは俺が深夜の0時までして、3時になったら姉と交代6時でもさらに交代する。
妹は寝て育つ時期なので、
無理はさせられないということで、
俺と姉の見張りとなった。
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