第十七話休息  

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 姉は近くにあった岩を両断していた。 「なぁ、弟よ、これ本当に普通の刀か?」 「たぶん、特殊能力もないですし、どこかまずいのですか? 姉さん」 「うむ、まずいというわけじゃないが、これはもしかしたらとんでもない武器に派生するかもしれない、ちくいちアイテムボックスを確認して、作れるものが増えていないかの確認を頼むぞ」 「はい」  姉はそういって一本の剣を抱きしめながら、  深い眠りに入っていった。  見張りは俺が深夜の0時までして、3時になったら姉と交代6時でもさらに交代する。  妹は寝て育つ時期なので、  無理はさせられないということで、  俺と姉の見張りとなった。
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