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「行ってくるから待っててくれ。」
正太は立ち上がり歩そう言った。
「ひ、ひとりでいくのか?」
歩は正太の方を見て聞く。
「30分たって戻らないようだったらあいつらに伝えてくれ。コード 羽須美 正太!」
それが答えだった
正太は画面に向かい呟きその世界に飛び込む
まるでゲームのように作られた残酷な世界へ。
「クッソ...」
呟き俯く。
危険だということはわかっていたのだ。
それでも、それでも彼は我慢できなかった。
歩は最も信頼できる姫兎にメッセージを送りパソコンに向かって叫ぶ
「コード 西城 歩!!!!」
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