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レジスタンスと正太
気不味い。まさかとは思っていたがそこにまちうけているとは、それも一人で。
「...お前も、麗に呼び出されたのか?」
沈黙を打ち破ったのは正太だった。
「まぁな....」
簡潔な言葉を返すことしかできない。
再び沈黙が流れる、気不味い...
「なぁ...」
口を開いた時だった。目の前のパソコンの1つが妙な音を立てる、画面は点灯を繰り返してやがて消える、不気味で原因不明な故障。
「なぁ。これって...」
俺は思わず口を開き正太を見つめる
「間違いない。向こうでなにかあったな。」
想像通りとはいえその返しに俺は息を飲んだ。
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