愛なんて無いなんて泣いて君が言うから

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あの日はひどく雨が降っていて、空は鈍色に沈んでいて、 君の告白はその空を覆う雲より重苦しくて、 僕は息の仕方を忘れたみたいで、 ただ君が悲しくて、痛ましくて、愛しくてたまらなかった。
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