エピローグ グリム創造主

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エピローグ グリム創造主

グリム暦2800年― 2800年程前からこの地域に伝わりしグリム世界史によると、2800年前、創造主たちがそれぞれの創造した世界を統治する時代があったらしい。そのときの創造主は他の創造主に世界を譲渡する形で消滅しせいか減少の一途を辿っていたが、サタン、アリス、レオ、ノア、ゼウス、クロノス、タケミカヅチ、アマテラスオオミカミといった八神の創造主は強大な力を持ち、その強大な力を持った神たちのみがそれぞれの世界を統治していた。 その中でも創造主ノアとレオが統治した二つのグリム世界が爆誕したのだが、その創造主たちの力がゼウスに続き強大で、それを奪おうとするものさえも現れ始めていた。 レオは思考、決断の力を、ノアは支配、環境の力に長けており、その力を駆使し、その世界を統治していた。 また、レオとノアとアリスは深い親交があり、そのお互いの世界を統治するのに不足していた部分を助け合いながらそれぞれの世界の平穏も、均衡も保っていた。 しかし、その世界が爆誕した1000年後、ノアとレオとの均衡と平穏はそれぞれの力の違いによって壊されてしまった。 グリム暦1006年、この年から約60年に渡るノアとレオとの争乱が起きてしまった。 そして、それを助けようとした夢と平和と時の力に長けるアリスが止めに入ったが、焼け石に水状態で結果的にはアリスも争乱に巻き込まれる形となり、この争乱でレオのグリム世界が姿を消した。 その争乱後、アリスはひどく落ち込み、アリスの創造する世界の統治力が一時的にかなり減少する非常事態が起き、アリスは八神の創造主の中からも外れる手前まで統治力が減少していた。それを見かねたノアがサポートする形で、次第にアリスの統治力は戻っていった、というよりかは以前とは比べものにならないくらい強大になっていった。 ちょうど天国と地獄の力に長けたウリエルと、抑止の力に長けたロキが強大になり始めたのはこのときくらいらしい。 そして、その争乱から1800年くらい後のグリム暦2800年。この年に闇の力と、コピーする力と、操る力が強大だったクロノスが全世界の支配のために動き始め、ついにはノアまでもが操られ、このグリム世界は滅びの一途を辿って行くこととなった。 これはノアが操られるその直前より始まる― Sarga1 破滅龍ラグナロク襲来へ続く。 一言コーナー プロローグはこの世界の爆誕から物語の始まりまでの説明回です。
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