桜導学園秘密倶楽部

登場人物3

鈴川伊織(すずかわ・いおり)
生徒会長親衛隊の隊長。
線の細い儚げな美人で、自分に自信が持てないところがさらに薄幸そうな雰囲気に拍車をかけている。
似たタイプのためか、ひなたと仲が良い。
俯きがちだったが、秘密倶楽部ブートキャンプのせいで、体力がついてくると共にややポジティブ(脳筋)になってきた。
腐男子達の囁きのせいで、会長のことをスケベな目で見てしまいそうになるのが最近の悩み。

倉知楓(くらち・かえで)
新聞部部長。
情報収集や煩わしいことを避けるために三枚目キャラを演じてきていたが、まことのせいでキレやすくなったり律のおもちゃにされたりと仮面を剥がされまくりで最近疲れている。
素は、キツネ顔のイケメンで作業中はメガネをつけていて、クールな雰囲気。
自分を乱されることが多いので、懐いてくるまことをウザいと思っているが、他の人にじゃれているの見ると腹が立つ。
自分のことは理解しているため無駄な足掻きとわかっていても、一線を越えたくないボーイ。

鴇雅貴(とき・まさたか)
桜導学園の総理事長。まことの叔父。
敏腕経営者でもある。
普段はスーツを着て落ち着いた大人の男という見た目だが、プライベートではカジュアルな服が多く、髪型などで雰囲気がガラリと変わるタイプ。
まことの母・あかねにベタ惚れで、隙あらば実兄であるまことの父親を暗殺しようとしている。ヤンデレ傾向。
あかね似のまことに甘い。
ジェラシーのせいか倉知楓を警戒している。

紫悠斗(むらさき・ゆうと)
鴇家に使える紫家の三男坊。
まこと以外には高飛車で気が強い。まことに仕えることを誇りにして、甘えられたり頼りにされたりするとよく鼻血を出している。わりと愛情重め。
最初は庶民育ちのまことのことを、鴇に相応しくないと反感していたが、ストーカーを続けるうちに過保護寄りになった。
反動が大きいせいか、嫁にも婿にも出せない勢い。そのため、倉知楓を警戒している。最近ブラックリストに桐生の名前が増えた。
艶のある黒髪ストレートに、アーモンドアイ。左目の下に泣きぼくろがある美人系。
変装時は、モッサリかつらに黒縁メガネ。
BL傾向は小悪魔受け。振り回される攻を見るのが好き。
171cm。