さくらひらひら

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「あー今日もがっこはつまんなかったー」 こんな事を嘆きながら歩いてる男子高校生、 高根沢幸夫は17歳である。 ちょっと変わった事と言えば……すごく天才なのに童貞くんってとこかな 「ん?」 ふと、道にぴっかぴかのノートが落ちてる。 名前は書いてないようだ 「なんだこれ……なんかこわっ」 別に見たら死ぬなんて事がある筈は無い。 幸せになる事も無い。これはどう見てもただのノートだ……? 「真っ白……じゃないな?二ページぐらい何か書いてある」 僕は家に帰って読む事にした。
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