第3話スライム増殖

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スライム30体が後ろから大群で追いかけていても気にしない、  キラースマイルのようににこにこしているわけさ。  森の中を歩き続けること、3時間、ラット剣士が仲間になった。  ちなみにラット剣士は10体仲間になり、  リーダー格の人をライザークというなぜかめちゃくちゃ格好いい名前なのだ。 「マスターよ、このライザーク命をかけてマスターを守ります」 「よろしい、スライムの後ろで」 「はい」  ライザーク率いるラット剣士10体が後ろから歩いてくるさまはすこし壮大だ。  しばらく歩いていたら草原地帯に到達していた。  草原地帯にはたくさんのモンスターがこちらを見ている。  ちなみに馬のようなモンスターがいる。  だからといってケンタウロスというわけではなく、  俺の笑顔をみてなぜか従順に従う。  言葉はなくとも、なぜか伝わるものがあり、  どうやら5体の馬を鑑定することとなる。 ――――――――― プレーホース:レベル5 スキル【爆走】 ―――――――――  プレーホースの5体が仲間になり、  次の瞬間、だれをリーダーにするかがすぐにわかる。  そいつはプレーホースの一回り大きく、  なぜか全身からめらめらとオーラのようなものが見える。  おそらく鑑定というスキルにより、  ちゃんと分析できているのだろう。  そのプレーホースはこちらに近づくと鼻面をおしあててくる。  俺のしもべになりますという従順な行為だとすぐにわかり。
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