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スライム30体が後ろから大群で追いかけていても気にしない、
キラースマイルのようににこにこしているわけさ。
森の中を歩き続けること、3時間、ラット剣士が仲間になった。
ちなみにラット剣士は10体仲間になり、
リーダー格の人をライザークというなぜかめちゃくちゃ格好いい名前なのだ。
「マスターよ、このライザーク命をかけてマスターを守ります」
「よろしい、スライムの後ろで」
「はい」
ライザーク率いるラット剣士10体が後ろから歩いてくるさまはすこし壮大だ。
しばらく歩いていたら草原地帯に到達していた。
草原地帯にはたくさんのモンスターがこちらを見ている。
ちなみに馬のようなモンスターがいる。
だからといってケンタウロスというわけではなく、
俺の笑顔をみてなぜか従順に従う。
言葉はなくとも、なぜか伝わるものがあり、
どうやら5体の馬を鑑定することとなる。
―――――――――
プレーホース:レベル5
スキル【爆走】
―――――――――
プレーホースの5体が仲間になり、
次の瞬間、だれをリーダーにするかがすぐにわかる。
そいつはプレーホースの一回り大きく、
なぜか全身からめらめらとオーラのようなものが見える。
おそらく鑑定というスキルにより、
ちゃんと分析できているのだろう。
そのプレーホースはこちらに近づくと鼻面をおしあててくる。
俺のしもべになりますという従順な行為だとすぐにわかり。
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