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仮面(いつも)の私
▲▽▲─────
「・・・っ。」
目が覚めると私はソファに座っていた。
たしか昨日はここで座ったまま寝ちゃったんだ。
馬鹿だな、私って。
ずっと座ってたせいで身体中が痛いし、泣きながら寝落ちしたせいか泣き腫らした跡が残っている。
「・・・はぁ、とにかく早く行かなきゃ。」
今日は平日でお仕事があるんだから。
朝の八時には出なくちゃ。
私のこの仕事は夜のお仕事でお金が足りなかったらのため。
朝のお仕事は行かなくて大丈夫なくらいだけど。
なにもしないよりあのことがわすれられるから......。
「あ。やばい。早く行かなきゃー!」
だらだらしてるとあっという間に七時三十分になっていたことに驚いた。
天気とかニュースとか見たいからテレビ見たい......。
でもお腹すいたから焼いた食パンが先だよね。
...チン!
はい、きましたー。
こちらがパンになります。
焼いただけだけど食べられるなら大丈夫だよね。
私はパンにかじりつきながら服に着替えた。
顔を洗ったはずなのにまだ眠たい。
私って寝起きは悪いからかな?
もう、まだ眠いし、テレビも見たいし、お腹空くとか世話しないな...。
私は靴を履いて時計に目をやると。
準備万端になったのが八時十五分に針は指していた。
うわ......。十五分遅れだよ......。
よしっ!走るしかない!
ガチャン!
玄関からドアを開けて閉める。
もう、メイクもいつも通りにナチュラルメイクだけど大丈夫かな?
髪も内側にカールしただけ。
それは昔から変わらない。
本当に朝って大変。
朝からこんなにもバテるなんてまだまだだな。
みんなも朝早くから偉いよ。
生きてるだけでも偉いくらい。
......なんて、それは私が言われたいだけ。
とにもかくにも、今日とて晴れやか。
みんなが一日を全力で抗って一生懸命生きてるんだもん。
私も今日を頑張ります!!
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