夜の世界(街)へようこそ

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だって仕方ないじゃない? 私は本当にはやと君が好きだったんだから。 だって弱ってるときに優しくされたら誰だって恋に落ちる。 でもいつしかその相手は陸君になってて......。 陸君に好きだと言えないまま卒業して、惨めに終わっていた。 陸君との連絡も途切れてはやと君のときといい、相変わらず私は運が悪い。 でも楓ちゃんは仕方ない。 楓ちゃんは何気に人気あるし、可愛いし美人だから、楓ちゃんは無自覚だけど楓ちゃんの周りの子も自然的に可愛い子ばかり。 私も楓ちゃんの優しさに私が落ちてしまいそうになったときもあったな......。 どれも懐かしい。 私は好きでもない男の人に好かれたってめんどくさい...。 だからか私はいまだに『両想い』とやらを知らない。 なにそれ?美味しいの?レベルで。 だから欲求不満なのかもしれない。 「愛される」ということを知りたくて。 私は禁断の花園に足を踏み入れてしまった。
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