心配

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電話が鳴ったのは、MELO(メーロ)へ送る荷物を準備していた時だった。 父の体調が思わしくなく、再入院したとの報せだった。 修行の合間に、見舞いに行く事を告げると、ナナさんも、今は急ぎのものはないから一緒に来るという。 父さんには悪いが、一緒に行く口実が出来た。 結局、僕たちは、離れられない運命なんだ。
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