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絆を深めた俺たちは、濃密だった。
蜂蜜のような甘いあまいキスをして、お互いの名前を囁き合う。
口唇は、深く浅く交わりあい、下肢に熱が籠るのを感じながら、舌を絡める。
アキが、緩くウェーブのかかったハニーブロンドを搔き上げる。
割れた腹筋、薄褐色の肌。
俺の男は壮絶に色っぽい。
アキの舌が、耳を食み、首筋を愛撫し、胸の突起を突く。
堪らず、湿った声を漏らしてしまう。
俺はアキのものを緩々と撫で育てる。
その下の包まれた2つの果実を確かめた時、アキは弾かれた様に口唇を離した。
「ナナさん、お口でしてくれる?」
俺は笑って起き上がり、アキの胸を軽く押した。
アキの膝に乗り、見せつけるように、ゆっくり舌を這わせる。
視線を合わせると、うっとりとした顔で見つめられていた。
その艶に、小さく身震いする。
アキが少し身体を起こし、俺の髪や頬を撫でてくる。
優しく顎を持ち上げられて、口唇が離れた。
「僕も舐めたくなっちゃった。お尻、コッチに向けて」
「その前に、キスが欲しい」
舌をチュッと吸い上げてから、尻を向けた。
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