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前に話してくれた、「後ろでイク」経験をさせようとしてくれてるのかもしれない。
未だ、処女のはずの其処は、ヒクヒクと求めている様で、恥ずかしさと気持ち良さで、頭がおかしくなりそうだ。
「コッチも、涙流してる」
屹立を、きゅと掴まれ、口腔に招かれる。
強く吸う様に扱かれた時、限界に達していたものが、一気に熱く爆ぜた。
「あぁっ…… 」
自然と腰が小刻みに動いてしまう。
最後の一滴まで、吸い取ったアキは、躊躇なくそれをコクンと嚥下した。
「アキ! そんなの飲むな」
「大丈夫。 ナナさんのなら嫌じゃない」
妖艶に笑うアキを見て、力が抜けた。
脱力した俺は、腰を押され、仰向けに寝かされる。
内腿をチュッと愛撫しなから、「挟んで貰おっかな」とローションを取り出した。
冷たくない様に、掌で擦り温め、優しく塗ってくる。
敏感になっている身体は、それにすら反応して、ピクピク跳ねる。
両脚を組む様に持ち上げられ、肩に掛けられた。
アキの昂りが、太腿を行ったり来たりする。
ただそれだけの事なのに、眉根を寄せたアキの切ない表情と相まって、酷くエロティックに視界に映る。
腰に枕を入れられ、持ち上げられると、より深い場所で挟み込む形になった。
アキの剛直に、俺のモノも擦られて、再び息を吹き返す。
「あっ。 もうイキそう…… 」
一層強く抜き差しされ、一緒に昇りつめていく。
「俺も。一緒にイこう」
アキの腰がより早く激しく動き、屹立が擦れ合う。
最後は、キスが欲しくて、足を解き、2人を握った。
少し顎を上げて求めると、アキはそれに気づき、優しく深いキスをくれた。
胸の奥に小さなあかりが灯った時、2人同時に果てたのだった。
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