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…検査が終わって、レイと雅と共に家に帰って来た。
「お帰りなさい♪…あら、あの2人は?」
「にこちゃんとてぃなちゃんは、向こうに残って研究をして来るってことでした。…2、3日泊まるかもって言ってました。」
「あら…大丈夫でしょうか…。」
「食事は買って置きましたし、科研の人達との会話は英語で出来ると言うことだったので…まぁ心配は要らないかなと思いますけど…。」
「そう…それで、そちらの子は?」
「ん。山都 常夏(やまと とこなつ)です。ヨロシク、お母さん♪」
「え、えぇ…♪
…?」
笑顔で応えつつ、怪訝そうな視線をボクに向けて来る母さん。…言葉は悪いけど、今度はどんな厄介事を連れて来たのか、みたいなことだろう。
「…えっと、暇だから来たってことみたい。」
「え、えぇ…?」
「…何?ダメなの?」
「…いや、ボク達があんまり友達とか連れて来ないからだと思うよ。」
…まぁ別に、家に招待しなきゃ出来ない、みたいなことってあんまり無いものね。
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