文化祭を楽しみましょう♪

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私は、余計な事を言たんだね。 私の考えに、後悔したの。 黙ったままの吉沢さんを、見た私は。 話を、変えようと、どんな話がいいのか? 考えたのー︿ー 「……笹田さん」 まだ何も言ってないのに! 吉沢さんの声が、聞こえたから、私はびっくりしたの!? 「な!!なにかな⁉吉沢さん!!」 私が、驚くように言ったから。吉沢さん!私を見て!驚いた顔を、したの!? 「人形を作ってくれると言った 笹田さんの話は、本当は、ものすごく、ありがとう だったの」 え・・ ありがとう話だったの? 「私が人形作るよって、言った話は、ありがとうだったの!!」 余計な事言ったと、思っていたから、吉沢さんの言ったありがとうの言葉に、私は、おどろいて!言ったの。 吉沢さんは、頷いたの! 「!ありがとうだったら、なんで? 断ったの? 私、わかんないよ」  私の考えが、悪くなかった事に、驚きながら、私は、吉沢さんに聞いたの。 「嬉しかったけど、笹田さんに、作って貰うのは、ダメだって、解ったの」 「私に、作って もらうは、だめなの?」 吉沢さんが、何を言いたいのか?私は、解らなかったの。 「うん ダメなの」 吉沢さんは、頷いて、続いて言ったの。 「人形劇は、自分が入りたいと、好きで始めた事なの 自分が、好きで始めた事だからこそ 笹田さんに、人形を作って貰うではなくて、自分で、作らないとダメなんだと、今回解ったの」 今 私に、話をしている吉沢さんは、悲しい困った顔を、していなかったの。 「どんなに不気味でも、自分の作った人形で、劇をしている みんなを見て、自分の始めた事は、自分で、やる事なんだって、みんなが、教えてくれたの 人形劇は、私が始めた好きな事なのに、私は、不気味な人形は、見てくれる人達が喜んでくれないと 笹田さんに、作って貰う事を、選んだ 選んだけど、今回お願いして、私は、間違えたお願いをしたんだって、解ったの 笹田さんに作って貰う事では、ないんだって 笹田さん、迷惑かも知れないけど、お願いがあるの!!私の力に、なって欲しいの!!」 !吉沢さんの力に、私がなるの? なって、欲しいって、 「なんだろう? 私、吉沢さんの力に、なる事あるの?」 私になんの力が、あるんだろうと。 本当になんだろう?と、思ったの? 「あるよ」 「あるなら、聞きたい 何があるの?」 吉沢さんは、私の聞きたい言葉を聞いて、少し笑顔になり。聞きたい言葉を、言ったの。 「私だけでは、出来ない事は、出来ないの 何回も頑張っても、出来ない事は、あるの 私だけでは、出来ないから、出来る人に、教えて欲しいの 直ぐに覚える事は、出来ないけど、 誰かにではなくて、自分で、覚えて作った人形で、みんなに見せたいの 好きでいる人形劇だからこそ 人形は、自分で、作れるようになりたい 笹田さん、私の先生になって!! 人形作れるように、なれるように、 教えて欲しいの 笹田先生!!」 笹田!!先生!! 私、吉沢さんの人形作れるようになれる先生に、なるの!! 吉沢さんは、じっと。私の返事を、待っていたの。 私は、私の出来る事を教える事で、吉沢さんが、喜んでくれるんだよね  ・・♪ 「いいよ 吉沢さんの先生になる♪」 「ありがとう♪笹田先生♪」 先生って、呼ばれる事に、何か恥ずかしく思うけど。私の出来る事で、吉沢さんを笑顔に、出来るんだね♪ 私は、吉沢さんが、喜んでくれる事に、 嬉しかったの♪ 吉沢さんは、出来ない事に、出来ないままにしないで、出来るように、学ぶ人なんだね。 吉沢さんは、えらいなと、私は、思ったの。
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