第1章 『時』

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  近藤「君達は新撰組の中で過ごして貰うが…。それで良いかな?」 近藤さんは私達にそう述べた。 花梨「あっ、はい。私達は構いませんよ」 近藤「そうか。それを聞いて安心だ。総司、彼らを客間に案内してやりなさい」 それを聞いて近藤さんは安心した表情を浮かべ、沖田さんに私達を客間に案内して欲しいと頼まれたみたいです。 沖田さんは近藤さんに笑顔で「わかりました」と言って、私達を連れて局長室を後にした。 花梨(……本当に幕末に来ちゃったんだね、私達…) 私達は沖田さんに客間に案内され、沖田さんにお礼を言ってから私達は客間で一夜を過ごした。 ──翌日、沖田さんが私達を起こしに来て、私達は沖田さんと共に幹部の皆さん達が居る広間に来ていた。 ??「…総司…その者達は?」 沖田さんの隣に居た男性が沖田さんに話し掛けてきた。 .
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