序章

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  ──幕末に来る数日前…   ??「花梨、追いてくよ~」   花梨「待ってよ、沙耶ちゃん」 私は(さくら) 花梨(かりん)。 今日は友達と高校の帰りに商店街の近くにある図書館に向かっている最中です。 事の始まりは、今日のお昼休みにさかのぼる… ************* 沙耶「ねぇねぇ、花梨。今日、花梨達って暇かな?」 私は飲んでたフルーツ牛乳を吹きそうになったのを何とか堪えて、それを飲み込んでから。 花梨「暇だけど…。何で、それを聞くの?」 沙耶「えっ?ん~と…ちょっと調べ物に付き合って貰いたくて駄目かな?」 沙耶ちゃんが懸命に頼んでる姿を見ると断るに断れないからなぁ… 花梨「ハァ…、わかった。後で憐唖(れんあ)達にメールしとく…」 沙耶ちゃんは私に抱き付いてきて 沙耶「ありがとう、花梨♪」 .
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