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─────そして、根気よく粘った結果、10分後にやっと祖父は起きたのだった。
ダリオ「ふわぁあ…。怠い…」
カイ「当たり前だろ!さっさと顔をちゃんと洗ってくる!そしたら朝御飯を食べようね」
祖父・ダリオに顔を洗わせに行かせて、顔を洗い終えて戻ってきた祖父と一緒に朝食を黙々と食べたのだった。
朝食を済まし、カイは食器を綺麗に洗って棚にしまい、それから護身用に剣を腰に付けてから村の中心部で自分で丹精込めて作った野菜を安く売っていた。
カイ「安いよ、安いよ。僕が丹精込めて作った美味しい野菜だよ」
「カイ君、いつも偉いね。御野菜を2つ買うわ♪」
カイ「おばちゃん、毎度どうも♪」
カイはおばちゃんから代金を受け取り、野菜を麻の袋に入れておばちゃんに手渡し、笑顔で見送った。
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