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カイ「エルザか。じゃあ、エルって呼んでいい?」
エルザ「はい…。お好きに呼んで下さい。あたしもカイと呼びますので…」
その少女は優しく微笑んだ。それと同時にお腹が鳴ったのだった。
エルザ「あっ…//」
エルザは顔を赤らめて恥ずかしそうにお腹を押さえた。
カイ「クスッ。すぐに何か食べるの持ってくるね」
そう言うと、カイはすぐに食べ物を取りに一階の台所に向かった。
エルザ「……」
エルザは懐(ふところ)からキラキラとした石が付いたペンダントを取り出した。
エルザ「…母さん…」
エルザはそのペンダントをギュッと両手で優しく握った。
カイ「エル、お待たせ~…って、どうしたの何かあったの?」
カイはさっと食べられるものを持ってエルザの所に戻ると、涙を流しているエルザを見て心配そうに言ったのだった。
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