21人が本棚に入れています
本棚に追加
カイ「な、何だ!?」
エルザ「───……多分、奴等よ」
カイ「えっ、本気(マジ)!?」
エルザの一言に驚き、彼女の方を見た。
エルザ「奴等は人を死ぬまで道具のように扱う…そういう組織なのよ、奴等は!!」
話しているエルザの声が震えていた。
カイ「………ハッ!!じいちゃん」
カイは祖父が心配になり走り出しました。エルザはカイの後を急いでついていったのだった。
──二人が小川に着くと、血塗れた祖父の姿だった。
カイ「じいちゃん!!」
ダリオ「…か…い…か?わしはもう駄目…だ…」
カイ「そんな事を言うなよ!?待ってて今、回復魔法使うから」
カイは回復魔法を唱えようとすると、祖父にそれを阻止された。
カイ「じいちゃん!!何故!?」
カイがそう言うと祖父は首を横に振った。
.
最初のコメントを投稿しよう!