第1章 『神様の悪戯』

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  瑠花「えと…、あたしが原因なら、直ぐに出ていくし。どうせ旅をしてる途中だったからね」 あたしがそういうと三人はあたふたと慌てて俺の近くに駆け寄ってきたのでした。 ヒ「い、いや。行かないでください」 チェ「兄さんの言う通りだよ」 スパ「だからそのまま居てください。お願いします」 三人は俺に頼み込んできたので、俺はハァ…と溜め息を吐いた。 フィ「お兄様方!!ルカを困らせないでくださいよ!!」 あぁ…フィオナが救いの女神に見えたような気がする… クラ「お前達…よっぽど夕飯抜きになりたいようだな?」 三人「い、いえ。父さん、フィオナ、すみませんでした…」 この親子強いな…… あの兄達を土下座させたよ… 俺は「流石ですね」と二人に相槌を入れた。 ーーーーーーーーーーーそして、俺は結局、メルフェ家に一泊していく事になった。 風呂を覗くなよ?とフィオナの兄ちゃんズに念を圧してきたのだった。 .
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