第4章 『龍の谷でドキドキ合宿』

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俺達はフランヴェルグが女魔導師をあそこから引き剥がすのを岩影から様子を伺っていた。 瑠花(…大丈夫かな?) 俺が心配そうにしてればスパーダが優しく(なだ)めていた。俺、子供扱いされてるんだろうか? あっ フランヴェルグが女魔導師の気をそらした。 フランヴェルグが女魔導師をあそこから引き離したのを確認してから俺達はあの洞窟に侵入した。 洞窟内はいくつも枝分かれしており、どちらに進むか悩んでしまう。どれかは道がないに決まってる。 スパ「左側の道に行きましょう」 スパーダは左側の道を指差しながらそう言った。それに俺は従って歩いた。 瑠花「…結構奥まで続いているね」 スパ「…というと、土の精霊ノームが居るのかも知れませんね」 俺の一言でスパーダが考えそう述べた。
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