宇宙太陽系協定会議

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バライとハザーンは一方的に「セブンへの扱いは酷過ぎる‼セブンは侵略者から幾度も地球以外を守って来たじゃないか‼‼今頃セブンがいなきゃフェグルト星はガッツ星人の物だったんだぞ‼‼」 しかし幽閉側は 「私情を持ち込む気持ちは分かるが宇宙の掟に逆らうまでしてその星の民を守るのは全宇宙を相手どることだぞ‼‼」 そこでファウザが 「彼は実際ガルト星人が攻め込んだ際、カザモリという地球人の青年と合体して生還した。セブンには何を行っても地球を守ろうとするはずだ。上司の私が一番良く分かる。セブンは幼い頃に母を無くしている。そして父も恒点観測員として活動して侵略者に殺された。セブンは愛し愛される者を失いたくないんだ。頼む。もう一度チャンスを与えてくれ。セブンの観察人として私が潜伏する。」 セブンは開放され恒点観測員340号として地球を保護観察されることを許された。 しかし条約を結ぶまでは馬の首暗黒星雲の闇に幽閉されたままだが。
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