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~聖なる騎士~
辺りは真っ白なカーペットにおおわれていた
聖夜の名を持つ猫は走った
今は亡き親友との約束をその口にくわえて
『みろよ悪魔の使者だ』
途中その言葉を聞き、俺は言った
『なんとでも言うがいいさ。俺には消えない名前があるから』
聖なる夜と呼んでくれた
優しさも温もりも全て詰め込んで呼んでくれた
俺はいつも邪魔者だった
忌み嫌われて石を投げられたこともあったっけ
でも俺は幸せだ。奴にあって色々な大切さん知った
俺は決心した
親友との約束の為なら……
『何処までも走るよ』
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