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俺と隊長は爆風に吹き飛ばされながらも。
崩れ落ち燃えさかる屋敷を見ていた……。
「隊長この後どうしよう?」
「そうだな、サンダースと連絡を取りたいんだが、残念ながら手段が無い」
隊長はくわえた煙草に火を付け、続けた、
「情報も欲しい、ここは一端本社ビルに潜入してみようと思う」
そう言った隊長の口から煙草が落ち顔が青冷めた…
俺は不思議に思い隊長の目線を追った。
そこには火の海と化した屋敷から。2メートル程の大男が着ているコートに火をまとい、ゆっくりとこちらに向かって来ていた。
「ボウズ、作戦変更だ、とりあえず逃げるぜ」
そして俺と隊長は走り出した。
街に向かって。
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