F組へようこそ‼

18/43
前へ
/50ページ
次へ
次に立ち上がったのは、眼鏡をかけたおさげの女の子だった。 「えぇぇぇっと……ほほほ、保崎渚と、い、言います。高等部一年で、です。」 少しドモリが入っているが、見たかぎりでは、勉強が良くできる真面目な高校生と言った感じだ。 「えっと、専攻は幽体学です。よ、 よろしくお願い、お願いします。」 ペコリと頭をさげ、少女は慌てて腰掛けた。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加